Mira&Luna's nursery lab

旅乙女と発明娘の子供部屋

手作りGPSロガー 5回目 「バッテリー」

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Mira f:id:miraluna:20180105114819j:plain:w30          🎀目次へ🎀

自作GPSロガーのバッテリーについて紹介します。

そもそも市販のGPSロガーではなく、わざわざ手作りした一番の理由は、無充電で長時間使いたかったから。

でも重たくしたり、大きくしたりはしたくない。

そこでシンプルな機能のロガーにしたの。

それに使った電池が、上の写真。

3.7v出力で2300mA/h。
サイズは 7x5.5x0.5cm。約50g。
リチウムバッテリー。
秋葉原のジャンク屋さんでたまたま売っていて、企画倒れになった製品か何かの専用バッテリーだったみたい。新品、充電器付きで何と100円。
つい5つも買っちゃった。f:id:miraluna:20180107122450j:plain:w200:right





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充電器を開けると充電用の基板が入ってる。バッテリーケースとして、基板のない上の部分だけを加工して使います。ちょうど箱に入る大きさにして、コネクタをつけたの。接続部はプラスとマイナスを間違えずにしっかりと固定しましょう。

バッテリーにはプラスとマイナスのほかにもう一本「T」という端子があることが多いと思う。これは過充電や過放電を避けるためのセンサーにつながるもので、電池そのものはこの端子をつなげなくても使えます。でもそれによって制御を失うわけだから、そこからは責任をもってコントロールしなきゃだめよ。
リチウムバッテリーは過充電や過放電によって、出火・爆発の危険があるので、十分注意してくださいね。

バッテリーは箱の奥に押し込むから、取り出すのが大変なこともあった。だからリボンをつけて、引っぱり出せるようにしたの。

旅先で充電する場合には、充電器も忘れずにね。


〇稼働時間
私のGPSロガーは1秒間に一回の間隔で位置情報を受信して、そのつどSDカードに記録するの。だからずっと働きっぱなし。
液晶を表示させたまま連続運転させてみたところ、72時間稼働してもまったく問題なし。
ルナが旅で使うときには、朝出発してから夕方草枕までだから、ふつうは一日10時間以内。
そうすると一週間は電池交代しなくても使い続けられる。
それが5つあれば十分でしょう。ルナはシャワー好きだから、一緒に行く保護者のカタリが数日に一回くらいは宿に泊まらせてくれるはず。宿に泊まれば、たいていは充電もできる。と思う。カタリはそう言ってる。


このバッテリーの詳しい稼働時間と、その他のバッテリー例の紹介はこちら ↓
miraluna.hatenablog.com



ちなみに、充電器が余ったので一つ出力用に改造して、普段は充電池として使っています。
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関連記事:「ミラ、電子工作にレジンをとりいれはじめる」
miraluna.hatenablog.com


続く。

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