Mira
ポタアンことポータブルヘッドフォンアンプの自作。全4回の2回目です。
オペアンプを使用したポータブルアンプを作っています。
今回はブレッドボード上で動作確認をした後、実装配線にかかりたいと思います。
【目次】
🎀 1回目「部品」
🎀 2回目「試運転と配線」(このページ)
🎀 3回目「紹介動画」
🎀 4回目「筐体に入れて完成」
〇 配線構想「ます目地図」
25x15の基板に実装したときの配線図を、基板のます目に合わせて描いた「ます目地図」。これを描いておくとはんだ付けするときにわかりやすい。
写真だとわからないけど、ます目ノートを使っています。
<電源回路>
レールスプリッタといって、9vを+4.5vと-4.5vに分けます。
抵抗2本でもできるんだけど、より安定すると聞いたのでトランジスタ4本を使ったカレントミラーという方法で分けました。
2つの1000μFのコンデンサを経由して、仮想グラウンドを作ります。
電池のマイナスをグラウンドとして使えないため、+とーがぶつかって実質±0vになっているところを仮想のグラウンドとしたものです。
<増幅回路>
オペアンプNJM4580DDには2つの回路が入っていて、それぞれLとRの信号を増幅させることができるの。
今回は有名なChu Moyさんの設計にならって非反転増幅回路を組みます。
〇 ブレッドボードに配線
実装するとき接合箇所がいっぱいありそう。
動作確認できました。
つなぎ方はこれでいいみたい。
それにしても、こんなに音が良くなるなんてびっくり。
今まで知らなかったなあ。ポータブルアンプって。
〇 実装
ます目地図を頼りに実装しました。
電源回路と増幅回路を配線したところです。
左側が電源回路。4つのトランジスタと1000μFのコンデンサまでね。
緑のコンデンサからICソケットまでが増幅回路。
さらにこの右側にステレオジャックとボリュームを取り付けます。
裏はこうなっています。
まだスイッチとLEDは付けていません。
取り付け忘れてるのに、まだ気づいてなかったの。
ステレオジャックとボリュームを取り付けました。
左側が電源回路、中央が増幅回路、右側が外部接続部。
紫とオレンジの導線を使ってみたんだけど、どうかな。
裏側です。
スイッチとLEDも付けました。
はんだづけはまだまだ練習の必要があるわね。
次回、動画を使って回路の配線と部品を紹介します。
アシスタントにも協力してもらうのよ。
<つづく>
手作りポータブルヘッドフォンアンプ 3回目 「紹介動画」 - Mira&Luna's nursery lab
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手作りポータブルアンプ 1回目 「部品」 - Mira&Luna's nursery lab