Mira
この前、秋葉原のAitendoさんに寄る機会があって、いくつか電子部品を買いました。
メロディICって使ったことあります? ブザーなどの音を出す部品と電源につなぐと、ICにプログラムされた音を出すもの。
バースデーカードや電子オルゴールなんかに使われたりするわよね。
何気なくメロディICの売り場を見ていたら、豹の鳴き声とかシーガル(かもめ)の鳴き声とか虎とか象とか、とにかく動物の鳴き声が多いの。(虎と豹の鳴き声の違いってどんなものかしら?)
その中に「Alice's」って書かれたICがあったの。アリス? アリスって、私とルナが大好きな、あのアリス?
アリスのなき声ってどんなものなの? 泣き声かしら?
私どうしても気になっちゃって、用もないのに買っちゃった。
売り場には消えかかった怪しい文字で「Alice's」って書かれてたんだけど、パッケージにはBJ1552としか書かれていない。
家に帰ってAitendoさんのホームページを見たけど、なんの(誰の)泣き声なのかまるで書かれてないの。
これはブレッドボードで回路を組んで調べてみるっきゃないわね。
女の子の泣き声が流れるのかしら? それとも何かの動物の鳴き声? もしかしたらアリスのセリフ?
調べてみたわ!
なるほどねえ。
そうよね、定番よね。
でも同じ語源の名前だからって、書くなら「Elise」と書いてほしいものだわ。何かと思っちゃった。
さて、せっかくつなげたのでもう少しいじってみます。
まずはいつだったかジャンク屋さんで50円で買ってきた古いスピーカーを分解して取り出したスピーカーユニット。これをブザーの替わりにつなげてみます。
音が大きくなったけど、低音の部分の音量が安定しない感じ。
ではでは。
この前に作ったポタアンことポータブルヘッドフォンアンプをつなげて、音の安定と増幅を図ってみましょう!
ポタアンをつないだことで低音も高音も同じように安定した音量になった。
ボリュームを調整することもできて、最大にするとかなり大きな音を出すことができるわ。
そんなわけで自作したポタアンの実動紹介もできました。
今回の記事の主題である「Alice's」の正体はこれではっきりしましたね。
ベートーヴェン作曲「エリーゼのために」でした。
ちなみにベートーヴェンがこの曲を捧げた相手はテレーゼ(Therese)だったとも言われているわ。あんまり字がきたなくて、エリーゼ(Elise)と読み間違えられちゃったとか。ほんとかどうかわからないけどね。