Mira&Luna's nursery lab

旅乙女と発明娘の子供部屋

ウロボロスとマクトゥーブと超ひも理論についての  ミラの空想。

f:id:miraluna:20181023214015j:plain:w80 女吸血鬼カーミラに扮したミラ

ルナが好きなパズル🎀ハナヤマさんの「はずる」シリーズ。
今回はキャストスターを私ミラが解きます。

STAR
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ヘビに捕まえられた星を助け出すパズル。

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解けました🎀
結構、感覚的。星とヘビの形が機械的ではないから、外しやすいとんがりとへこみをうまく合わせれば外せる。
はめるのも同じ要領。

外しやすい箇所は見てすぐにわかるものではないから、いじっているうちに外れる感じ。


ところでこの尻尾をくわえたヘビは「ウロボロス」かしら。
ウロボロスはかなり古くからあらゆる地域、あらゆる宗教で象徴として登場してきたヘビ。
ドラゴンであったり、宇宙ヘビであったりする。
錬金術の世界では死と再生の象徴であり、相反する陰と陽の統合の象徴でもある。二元論的世界を一元論的円環として統合するという視点のシンボルね。
輪廻転生無限ループのイメージとも結びついている。

人間って古くから(古い時代こそ)科学的実証がされる前から自然界のしくみをなんとなく感じ取っていることってあるわよね。
原子を確認する顕微鏡なんてなかった古代ギリシャではすでにゼノンが有名なパラドックスを話し合っていたし、コペルニクスが提唱するよりずっと前から船乗りたちは地球が丸いことを知っていたし、マクロの世界とミクロの世界が酷似していることは世界中のことわざや言い回しにちょこちょこ登場してる。
ウロボロスももしかしたら宇宙の姿をなんとなく感じ取って生まれたものなのではないかしら。

点が無限に連なった「線」が一次元。線が無限に連なった「平面」が二次元。平面が無限に連なった「立体」が三次元
立体が無限に連なったものというのは、ずうーっと進んでいくとまた元の同じ場所に戻ってきてしまうような立体空間? それが四次元
あるいは時間が加わると四次元? 時間はずうーっと続いていくとまた元の地点に戻るのかしら?
平面世界の存在が立体世界を想像できないように、立体世界の私たちにはここより高次元の世界を想像することはできないのかもしれない。
でももし想像できるとしたら、世界は超ひも理論超弦理論)のような姿をしているのかしら

だとしたらそれってまるでウロボロスのようじゃない

もしかしたら昔むかしの時代から、人々は超ひも理論のような宇宙を想像してきたのかもしれないわね。

この世界はいったいどんな姿をしているのかしら?
とっても知りたい。

もしかしたらもうすでに私たちは知っているのかも。私たちの設計図の中には世界のあり方も書かれているのかも
パウロ・コエーリョ著『アルケミスト』(カタリとルナの愛読書)に出てくる「マクトゥーブ」という言葉のように「すでに書かれている」のかもしれない。
私たちは世界の在り様をすでに知っているのかもしれない。

なあんてややオカルトめいたSFチックなことを想像しながらこのパズル「キャストスター」をいじっていたら外れました。そしてはめられました。
外したりはめたりする理論はよく解らないままにできてしまったので、理論はあとから考えました。


そんなことをやっていた、ハロウィン前日の夜でした。




今夜はハロウィンだぞー。
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