Mira&Luna's nursery lab

旅乙女と発明娘の子供部屋

「スフィンクス」と「ハート」と「折り鶴」のお話

f:id:miraluna:20180521193650j:plain:w50 Luna

ハナヤマさんの「ラッキーパズル」
No.20・21・22

No.20「スフィンクス
【写真を割愛しました。】

No.21「ハート」
【写真を割愛しました。】

No.22「折り鶴」
【写真を割愛しました。】



私ルナとミラの保護者であるカタリは、今までにいろいろな場所を旅してきた人です。自転車旅では私も一緒にいくつもの国々を旅しました。

そんな彼が初めて海外を一人で旅したのがエジプトです。

ギザ地区にあるクフ・カフラー・メンカウラーのピラミッド群の近くには巨大なスフィンクスがいます。
そのスフィンクスの側でラクダ使いの青年と仲良くなり、コシャリを分け合って食べたそうです。コシャリというのは茹でパスタにトマトソースをかけたような現地のファーストフードで、カタリもよく食べていたそうです。5ポンド(エジプトポンド。当時の値段で1ポンド30円くらい)でラクダに乗せてくれるというので乗ったところ、その辺を一周回るから20ポンド払えと言われたそうです。ラクダの背中の上はとっても高いそうなので、きっと降りられないと思ったのでしょうね。約束を勝手に変えられたカタリは騙されたことに気が付いて、なんと歩くラクダの背中から飛び降りたそうです。そして5ポンドをラクダの鞍の隙間に突き入れて、「bye」と言って去ったそうです。ラクダの背中から飛び降りるとき、彼の心臓(ハート)はドキドキしたそうですよ。
エジプトでは度々テロが起きているので、ツアーには護衛がつくことも多いそうです。アスワンという町からエトフという町までのツアーに参加したときには、数台の装甲車が護衛をする大キャラバン隊を組んで移動したそうです。ものものしいツアーですね。観光業が主産業であるエジプトにとって、それは必要なことなのでしょう。観光地にも銃を持った警備員がたくさん見張っていて、国が観光客を守っているのが伝わってくると言っていました。感謝の気持ちを表すために、あちこちで折り鶴を残し、バクシーシ(喜捨(持つ者が持たない者へと与えるのは自然なことという考え方で、そこに上下の関係は存在しない))を渡してきたそうです。

他にもいろいろなお話を聞かせてもらいましたが、ラッキーパズルの話から外れるのでそれはまた別の機会に。

スフィンクス」と「ハート」と「折り鶴」のお話でした。