Mira&Luna's nursery lab

旅乙女と発明娘の子供部屋

春がやってきました。

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春がやってきました。

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別れの季節でも、出会いの季節でもある春。
桜の季節でもありますね。

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桜の開花発表には気象庁が定めた基準があります。
日本各地には基準となる「標本木」というのがあって、その標本木のつぼみが5~6輪咲いたら「開花」が発表されるそうです。
標本木のつぼみが80%以上咲いた最初の日は、「満開日」だそうです。

標本木の多くはソメイヨシノで、東京の標本木は靖国神社にあります。今日は4輪のつぼみが咲いたようで、開花日とはならなかったみたい。明日、春分の日が今年の東京の桜の開花日でしょうか。

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オオイヌノフグリタンポポフキノトウハコベ、スミレ、ナズナホトケノザスイレン
冬をじっと耐えていた花たちが、歓びを体中で表現するかのようにいっせいに咲き始めました。
どの花も生命力に溢れていきいきとしています。

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ナノハナ。
植物油をとる目的なら「油菜(アブラナ)」。正式な作物名は「菜種(ナタネ)」。
「菜」という字は食べ物を表す字で、「菜花(ナバナ)」は食用の花という意味。食用にする白菜やキャベツや小松菜などの花はみんな菜花。
観て楽しむときには「菜の花(ナノハナ)」が一般的ね。

目的によってたくさんの呼び名があるのは、昔からいろいろな場面で私たちの生活に関わってきたからなのでしょうね。

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身の周りの小さな花たちに目を止めてみれば、こんなにもたくさんの命たちが歓び溢れている。

日々を明るく楽しく過ごすことができている人にも、苦しみや悲しみと闘い続けている人にも、春が運んでくる生命の活力がどうか宿りますように。
たとえわずかであっても、いきいきとした意思へと赴きますように。
春がやってきたことによって。