Mira&Luna's nursery lab

旅乙女と発明娘の子供部屋

手作り🍎 Arduboyを自作します。その2.ゲームを書き込むための準備💻

Mira
手作りArduboyの作り方(∂. ∂🎀/
そのPC内環境 準備編
(ソフトウェア面の準備)


◆ 手作りArduboy
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<目次>
その1.【パーツ準備編
その2.【PC内環境 準備編】 (この記事)
その3.【配線&動作確認編
その4.【実装編
その5.【"Arduventure" クリア動画
その6.【ポート認識トラブル解決編
その7.【"SIRÈNE" プレイ動画



ちっちゃいゲーム機「Arduboy」の互換機を自作します。
Arduboy公式≫ ←リンク
以前に「Tiny Joypad」という同じサイズのゲーム機を作ったんだけど、それはATtiny85(ちびやっこ)というマイコンを使ったもの。今回作るArduboyはATtiny85の4倍のメモリ容量をもつATmega32u4というマイコンが使われているの。つまりゲームの内容も、より情報量の多いものになっています。
🍎TinyJoypad自作の記事は ↓ こちら
miraluna.hatenablog.com

2回目の今回は、これから自作するArduboyにプログラムを書き込むため、PC内の下準備を行っていきます。


🍇この記事内の目次🍇

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Arduino IDE をダウンロードする。

これから作るArduboyはArduinoというプロジェクトから派生したものなの。だからプログラムを書いたり、書いたプログラムをマイコンボードに書き込んだりするのは、Arduinoの開発環境「Arduino IDE」を使います。
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まだ Arduino IDE をPCに入れていない方は、下の「Arduino公式ページ」へのリンクからArduino IDEをダウンロードしましょう。オープンソースなので無料でダウンロードできます。
https://www.arduino.cc/ ←Arduino公式ページ
ダウンロードの方法を知りたい方は ↓ こちらから。
miraluna.hatenablog.com

デスクトップ上での Arduino IDE はこんな姿 ↓ をしています。
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これはサーボモータを動かすために私が書いたスケッチ(プログラム)ね。

Arduino IDE がインストールできたら、これで好きなプログラムを書くことができるし、実際にArduinoマイコンボードに書き込むことができるようになります。

.Arduboyのボードをインストールする。

次に Arduino IDE にArduboyを認識させるため「ボード」にArduboyを加えます。Arduinoには Arduino Uno とか Arduino Leonardo とか Arduino Nano とかいろんな種類があって、それらのことを「ボード」といいます。Arduino IDE には Arduboy のボードがないので(今のバージョンはあるのかな?)、それを加えたいと思います。

まずArduino IDE を開いて、「ファイル」→「環境設定」と進みます。するとそこに「追加のボードマネージャのURL」と書かれたボックスがありますね。
そのボックスに下のURLをコピーして貼り付けましょう。

https://arduboy.github.io/board-support/package_arduboy_index.json

次に Arduino IDE の「ツール」→「ボード」→「ボードマネージャ」と進みます。するとインストールできるボードがたくさん出てくると思うので、その中から「Arduboy by Arduboy Team」というものを選んで、"インストール" ボックスを押しましょう。
これで一度 Arduino IDE を閉じてからまた開けば、「ツール」→「ボード」の中に「Arduboy」が加わっているはずです。
※今回は Arduino Pro Micro を Arduino Leonardo として認識させるので、プログラム例を使わなければボードをインストールしなくてもいいかも。

.必要なArduboy用ライブラリをインストールする。

今度は Arduboy用のライブラリのインストールです。
ライブラリとは、プログラムを実行する上でのルールブックのようなものです。
(参考)手作りGPSロガー プラスαの2回目 「Arduinoでライブラリを使うための準備」 - Mira&Luna's nursery lab

まず Arduboy公式のArduboyコミュニティというページを開き、ロケットの絵のアイコンをクリックします。
リンクはこちら→ Arduboy クイックスタートガイド

そこからページの下へとスクロールすると青い文字が9行あるところに辿り着きます。下の画像の黄色い〇で囲まれたところですね。
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これがライブラリなので、9つともダウンロードします。
青い文字がリンクになっているのでクリックして......
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こんなページに移動したら緑色の「Code」と書かれたボックス(黄緑色の〇)を押して、オレンジの〇で囲んだ部分からダウンロード方法を選びます。私はzipファイルをダウンロードして、解凍しました。
ダウンロードしたファイルは「ドキュメント」→「Arduino」→「libraries」の中に入れましょう。そうしないとArduino(Arduboy)がライブラリを見つけることができません。

さあ、これで正規の準備は整いました。
でも今回はもうひと手間必要です。

.プログラムに手を加える。

ここまでくれば「ATmega32u4」というマイコンを載せた Arduino Leonardo に配線をすれば Arduboy 互換機のできあがり。でも Leonardo は大きすぎるし高価なので、そのちっちゃい版 Arduino Pro Micro を使います。ちっちゃくても同じATmega32u4を載せているので書き込みや動作には問題ありません。でも、小さいのでピンが少ない。Arduboy のライブラリでは、12番ピンが必要なんだけど、Pro Micro には12番ピンがないの。そこでどうするかというと、ライブラリのプログラムを書き換えちゃいます。

書き換えるライブラリは「ドキュメント」→「Arduino」→「libraries」の中にある「Arduboy」と「Arduboy2」です。ゲームによってこの2つのライブラリのどちらかが使われています。新しいものは Arduboy2 を使っていると思います。有名な「Team arg」というプロジェクトチームのゲームなんかは、古いものもArduboy2 バージョンに移行されたみたい。
これからゲームをダウンロードしていくのなら、「Arduboy2」ライブラリだけの書き換えでもいいかも。

書き換えの必要なファイルは「Arduboy」→「src」→「core」の中に入っている「core」というHファイル。または「Arduboy2」→「src」の中に入っている「Arduboy2Core」というHファイル。同じ名前でCPPファイルとHファイルというのがありますが、Hファイルの方です。

Pro Micro に足りないピンは、
①「CS」の12ピン。
②「緑LED」の11ピン。
③「スピーカー」の13ピン。   です。
でも私は緑のLEDは実装しないつもりだし、スピーカーは5ピンにつなぐものと13ピンにつなぐものの2つあるけど、1つで十分だから13ピンはつながない。
そうすると書き換え箇所は「(ディスプレイ用)CS(チップセレクト)」の12ピンのところの1箇所だけね。

◆ 修正箇所
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・「PIN CS 12」の「12」を「2」などに修正。
・(緑LEDを付けるなら)「GREEN LED 11」の「11」を「3」などに修正。

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・(スピーカを正規のつなぎかたにするなら)「PIN_SPEAKER_2 13」の「13」を「6」などに修正。

「などに」と書いたのは、空いている出力可能なピンなら他のピンでもいいからなの(GNDピンとかではだめ)。配線をするときに指定したピンにつなげれば、O.K.よ。


<お買い物コーナー>
 ☆Pro Micro☆  ☆SPI接続OLED☆     ☆Arduino Leonardo☆
 ←6ピン版 


さあ、これでプログラムの書き込み準備は万端🍄
次回はブレッドボード上でパーツを配線して、動作の確認をしていきます。

<目次>
その1.【パーツ準備編
その2.【PC内環境 準備編】 (この記事)
その3.【配線&動作確認編
その4.【実装編
その5.【"Arduventure" クリア動画
その6.【ポート認識トラブル解決編
その7.【"SIRÈNE" プレイ動画



作製・紹介はミラでした。