すごく敏感な振動スイッチ「SW-18010P」を使ったガジェットを作る。
Mira
ミラです。
今回は「振動スイッチ」を使って電子工作をしていきます。
ブレインとなるマイクロコンピュータには「ATtiny13」を使用します。
これ ↓ が振動スイッチ「SW-18010P」
この振動スイッチに似たパーツに「傾斜スイッチ」というのがあるんだけど、それは中に金属のボールが入っていて、斜めに傾けるとそのボールが回路に接してスイッチが入るという仕組み。チルトスイッチとも呼ばれるパーツ。
今回使うのは「SW-18010P」という振動を感知するスイッチ。
傾斜スイッチのようにパーツの中で二つの線が接することでスイッチとなるものなんだけど、こちらは中心にある一本の線に対してコイルやスプリングのようにもう一方の線がグルグルと巻いてあるの。振動させるとそのスプリング状の線が中心の線に触れてスイッチするみたい。
SW-180はシリーズになっていて、敏感なものから鈍感なものまであるそうです。
そしてシリーズの中で最も敏感なものが、この「SW-18010」。
すごく敏感なのよ。
この振動スイッチを実装して、振動を感知できるガジェットを作っていきたいと思います。
まずは実装配置図として「ます目地図」を描きます。
◆ 振動スイッチガジェットのます目地図
ブレインとなるマイクロコンピュータは瞳子こと「ATtiny13」。振動スイッチからのONOFF情報を 3pinで受けて、0pinを出力用としてコントロールします。
あとは電源コネクタと電源用スイッチ。動作安定のために電源近くに 10μFの電解コンデンサを入れておきました。
どうやら 6x8の基板にすべて収まりそう。
◆ 実装したもの
ちっちゃいワンコインサイズのガジェット。
このガジェットに電源と出力部分を接続しましょう。
◆ 出力用ピン
◆ ブレッドボードで使ってみる
振動スイッチに振動を与えるとLEDが一瞬光るの。
感度良好。ううん、良好どころかとっても敏感。敏感すぎて触れる前から反応するほど。
本当よ。たぶんセンサの中でくるくる巻かれている線がコイルの役割になって、静電気やわずかな磁場の変化に反応してるんだと思う。ものや指を近くにかざすだけでLEDが光ることがあるの。
嘘だと思ってるでしょ? 本当なんだから。
◆ レジンで外装作成
今回もまたレジンで外装を作ります。
レジンはとっても頑丈なうえ、きれいだからね。
右上の写真はレジンの外装を作る際に使うプラスチック板で作ったケース。この型にレジンを注いで作るのよ。
◆ レジン外装の完成!
これで振動スイッチガジェットのできあがり (∂_∂🎀/
🎀動作させている様子の動画🎀
振動センサをちょんちょん
このガジェットを使って何か面白いものを作ってみよう。
🎀揺れると光るペンダントの試作品動画🎀
作製・紹介はミラでした。