Mira&Luna's nursery lab

旅乙女と発明娘の子供部屋

足るを知る。 蹲踞の謎解きに隠された生き方の智恵

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ゴールデンウィークも終わりですね。

みなさんはどんな日々を過ごされたでしょうか。

今日は私の好きな言葉のひとつを紹介したいと思います。



これです。
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さて、なんと読むでしょうか?



これは京都にある石庭で有名な龍安寺にある蹲踞(つくばい)です。

「蹲踞」とは口や手を清めるための水を溜めておくもので、まんなかの四角いところが水を溜める穴です。
「つくばい」という名前は「つくばう(かがみこむ・しゃがむ)」という意味から付けられたものです。

なんと読むのかというと……。



これはまんなかの四角い穴を「口(くち)」として見ると読めます。
上から時計回りに読むと、「吾」「唯」「足」「知」の四文字になります。

読み方は「われ、ただたる(こと)をしる」で、「吾(私)、唯足るを知る」となります。




ゴールデンウィークの去った今、吾唯足るを知り、今の生活での満たされた部分に目を向けて日々を過ごしていきたいものです。