Mira&Luna's nursery lab

旅乙女と発明娘の子供部屋

ヨーロッパ自転車旅の日記📚 最終話📗「ただいま。」🏡

帰り道編】ヨーロッパ自転車旅

Luna 

旅の帰路日目」帰宅

成田空港に到着しました。予定の10:30より1時間早い9:30の到着。そう、ここは日本です。
とうとう日本に帰ってきたのね。空港内のあちらこちらに書かれた日本語を見たり、客室乗務員さんや乗客の人たちの日本語を聞くと、日本にいる実感が湧いて心が安堵します。でもまだ旅が終わったわけではありません。自転車を組み立てて、無事に家まで帰らないと。
自転車と荷物を受け取った私たちは税関を通り、空港の到着ロビーへと出ました。自転車を組み立てられそうな邪魔にならない場所を探して、自転車を組み立て始めます。カタリ(一緒に旅をした私の保護者です)が組み立て親方で、私が助手。スペインのマラガ空港で工具のいくつかを失っていたので、組み立てられるか心配でした。もし組み立てられずに自走できなければ、私たちの知っている限りでは6km離れた自転車屋さんまで自転車と荷物を担いで歩くことになります。カタリにできたとしても、私にはきっと無理でしょう。郵送や公共交通機関を使わずに、家には自転車で帰りたいな。

【🚲 旅の思い出】ダブリンに到着したらサドルがなかった💦
 (写真がリンクになっています)→ 

まずプラスドライバーは、カタリのツールナイフのセットに入っていたのでそれを使用。ペダルは手締め。サイドスタンドは装着せずにリアキャリアにくくり付けました。重要な六角レンチ2本とクイックリリースレバーは没収されずに持たせてくれたので(あの時のお姉さん、必要とわかって持たせてくれたのかも)、なんとか自走できるところまで組み立てることができました。良かった。

さあ、最後の自転車旅の始まりです。荷物を手荷物装備から自転車装備に整理し直して、自転車に搭載します。手を洗ったら成田空港を出発です。
私たちの家は成田空港から1日で帰れる距離にあります。出発の日も成田空港まで自走しました。

空港を出てしばらく行くと市街地に入り、私たちはお昼ご飯を食べました。日本の味が口にも心にも染み渡ります。家に帰ったら、お寿司を食べたいなぁ。

【🚲 旅の思い出】ポルトガルの黄色いパン、美味しかったな🥐
       

この日の気温は 21℃。まだ残暑の季節かと思っていましたが、すっかり日本の美しい秋の季節になっていました。そこかしこの草むらから聞こえてくる秋の虫の音と、田畑を渡る煙の香りを楽しみながら自転車を走らせます。涼しくて心地よい風は追い風。快適に進みます。

【🚲 旅の思い出】天気の良い日の旅は、素敵です。
     

成田空港から自宅までの道のりは順調でした。自転車も好調で、天気も気候も良く、追い風にも助けられました。そんなわけであっという間に家の近くまで来ていました。小さい頃から馴染んだ小川を渡り、坂を上がれば我が家です。とうとう帰ってきたのね。
このヨーロッパ旅では心が弱くなったときもあって、空を飛ぶ飛行機を眺めては「あの飛行機が日本行きで、今そこに乗っていればなあ」なんて考えたこともありました。それでも私たちは旅を続けて、ヨーロッパの最南端まで行き、こうして今ゴールを目前にしています。

【🚲 旅の思い出】時には心が弱くなったときもありました。
   

家までの坂を上がっていると、なんと家族とその友人たちがたまたま通りかかり、声をかけられてびっくり。私たちはみんなに歓迎され、そのままわいわいと賑やかに家に帰り着きました。家にはミラや他のみんなもいて、私たちの帰宅を迎えてくれました。胸がいっぱいです。だからやっぱり、私は泣いてしまいました。
こうして私たちの長くて短くてやっぱり長い、ヨーロッパでの自転車旅は幕を閉じたのです。



   これにて ヨーロッパ自転車の旅 🚲


稚拙な私の旅の日記をここまで読んでくださったみなさま、ありがとうございました。
少しだけ旅の思い出を振り返りながら、ブログでの「ヨーロッパ自転車旅」を閉じたいと思います。
それではまた、いつかどこかで。

Luna



📚旅の日記📗

🌲 出発はアイルランドのダブリン。私はケルト文化が好きで、カタリはアイリッシュエールが好き。そして二人ともケルトアイリッシュ音楽が大好きなの。ケルト人たちの足跡を辿り、遠い歴史に思いを馳せながら、豊かな自然の中を旅しました。🌲
 🌲アイルランドの旅🌲



🌻 アイルランドの島からヨーロッパ本土のフランスへと船で渡りました。自由の国フランスは草原が多くて、野に野営をして自由な草枕の旅を満喫しました。魔王の城(モンサンミシェル)にも行き(海を歩いて)、ピルグリム(巡礼者)にもなりました。🌻
   🌻フランスの旅🌻



フランスで巡礼者"ピルグリム"となった私たちは、スペイン北の地を巡礼地「サンチャゴ デ コンポステーラ」に向けて旅をしました。カミーノと呼ばれるその巡礼路には巡礼宿"アルベルゲ"があり、多くの人と、多くの想いに触れる、出会い多いスピリチュアルな旅路でした。
     カミーノ巡礼の旅



🏰 カミーノ巡礼を終えた私たちは大西洋沿いに南下し、ポルトガルに入ります。可愛い小物や甘いパン、青いタイルの建物など、素敵なものがいっぱいな国でした。ファティマというキリスト教の聖地の山村に辿り着き、キリスト教徒ではない私たちも敬虔で優しい気持ちになりました。🏰
       🏰ポルトガルの旅🏰



🌞 いよいよ最後の旅路、アンダルシア地方を旅します。砂漠のように乾いた大地と、丘の上にある白い町。荒野には巨大な白い風車がそびえ立ちます。私たちは旅の最終地点であるヨーロッパ大陸最南端の町タリファに到着し、旅の帰路を辿ります。🌞
         🌞アンダルシアの旅🌞



               🌼ルナの部屋へ🌼

こたつに入ったまま旅立てる別世界。持ち物はみかん🍊

Mira&Luna

ルナ)冬ね⛄
ミラ)お布団やこたつが私をつかんで離してくれない季節ね。
ルナ)もういったい、いくつのみかんを食べたことかしら🍊

ルナ)それではここで問題です。

ルナ)上の写真の中のみかんは全部でいくつあるでしょう?
ミラ)えぇ~。

Thinking time

ルナ)どう? わかった?
ミラ)うん。たぶん、16こ。
ルナ)お、正解🥕 と、言いたいんだけど、残念。
ミラ)じゃあ、15こ?
ルナ)ううん、正解は32個。写真1枚の中に16個のみかんがあって、それが2枚だから全部で32個。
ミラ)なにそれ~(笑)





ルナ)この前カタリが山に行ったら、雪で真っ白だったって。
ミラ)南半球は真夏到来! だっていうのに。
ルナ)その時の写真がね、「アナ雪」の世界そのまんまなの。


ルナ)つららに触れるとウィンドチャイムのように鳴るんだって🎵
ミラ)地上とはまるで別世界ね。
ルナ)いいなぁ、「アナと雪の女王」の世界。今度連れていってもらおうかな。
ミラ)私は寒そうだからいいや。......別世界には行きたいけど。
ルナ)そうよね。別世界には別世界の大変さがあるよね。でも、日常とかけ離れた世界に行ってみたいという思いは多くの人がもっているはず。日々の学校や仕事の中で、一日の終わりにちょっと別世界に行きたいとか。お休みの日に手軽に別世界を覗いてみたいとか。こたつに入りながら別世界を見たいとか。ね。きっとそんな方もいるでしょう。
ミラ)う、うん。そうだね、きっと。
ルナ)そんな方におすすめ。ここではない別の場所での旅気分を手軽に味わってみませんか? 以下にリンクを貼っておくので、興味がある方は手軽に別世界を楽しんでみてくださいね。
ミラ)急にテレビショッピングみたいな展開......。



<サンチャゴ デ コンポステーラという聖地までの巡礼の道を行く旅>
miraluna.hatenablog.com


<フランスのモン サン ミッシェルへ徒歩で海を越えていく旅>
miraluna.hatenablog.com


ケルト文化の残るアイルランドの旅>
miraluna.hatenablog.com


<日帰りで行けるリアル異世界
miraluna.hatenablog.com


ぜひ、日常とは違う世界を楽しんでくださいね。

ルナ

この番組は Luna&Mira's nursery lab の提供でお送りしました。

ミラ


Mira & Luna's nursery lab

富士山をいっきに4往復した、すごい強者がいました。前人未到の大偉業を軽妙な語り口で綴った名著📚

Luna & Mira

山へゆく 富士山いっきに四往復』ツジウラング著
という本がとても面白かったというお話。

www.amazon.co.jp


暑い日が続きますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
夏休みの計画は立てたでしょうか?
私は今年の夏、何しようかな。

ルナ

私は外に出たら溶けちゃいそう🍨
エアコンの効いた部屋で電子工作してよう。

ミラ

そうは言ってもお出かけもしたいでしょ?
だって夏休みだもん🍉

ルナ

そうだね。今年はお祭りもあるみたいだし、ひぐらしの声を聞きながら
夕方の涼しい時間に浴衣で出かけたいな。
だけど日中は外に出たら溶けちゃう。

ミラ

それなら🌻 ミラには電子工作三昧の日々も素敵でしょうけど、たまに
気分を変えて本を読むのもいいよ。
この前読んだ本、面白かったでしょ?

ルナ

富士山の? すっごく良かった。人並外れたものすごいことをやってのけ
てるのに、まるで日常の雑談みたいな聞きやすさですらすら読めちゃっ
た。それにユーモアのセンスもすっごく好き。思わずくすりとさせられ
るような、機知に富んだ笑い。

ミラ

けっこう、声を上げて笑ってたけどね。
ツジウラングさんの『山へゆく 富士山いっきに四往復』という本。
たぶん、富士山をひといきで4往復するというのは、前人未到のこと
だと思う。その大偉業を、山登りをしたことのない人にとっても分かり
やすい文章で書いてあるから読みやすい。でもそれだけじゃなくて、
合間に挿し込まれている挿話を読むと、筆者が富士山や人間の身体、
哲学や仏教などにも造詣が深いアカデミックな方だということが分か
ります。

ルナ

きっと家族や友達を大切にする人なんだっていうこともね。
誠実な人柄がにじみ出てると、私は思う。

ミラ

この本はぜひおすすめです。
筆者のツジウラングさんの人生という氷山の一角を、富士山4往復と
いう一つの出来事に焦点を当てて軽妙に語られる偉大な物語。
この物語を読み終えた時、決して日常とかけ離れた夢物語ではなくて、
読んだ人が自身の日常を肯定的な目で見直せる、そんな身近で前向きな
物語。
きっと、毎日の中に勇気と、人生を楽しむ楽観的なものの捉え方を
もたらしてくれるでしょう。
ぜひぜひ読んでみてください。

ルナ

氷山の一角がとっても素敵だったから、もっと他の
一角も見てみたくなるよね。物語の中でツジウラングさんの旅の話が
出てくるんだけど、それも本になってるみたい。これは読みたい。

ミラ

夏の読書には何を読むか、これで決まったね、ミラ📚


ルナ


📚おすすめします📚

📚そのほかのツジウラングさんの本📚(この夏、ミラと一緒に読みます(ルナ))