Mira
手作り明るさ測定器の作製記事の前編と後編の間におじゃまします。
明るさ測定器に使っている電源装置について、の閑話。
「4.5v電源出力 ガジェット」の作製
「作製」というほど大それたことじゃないけど……。
ちょっとした生活工夫の改造といったところ。
Arduinoで使われるAVRのマイクロコンピュータや電子工作パーツを動作させるのによく使われる5v電源。
Arduinoから引き出せば簡単に取れるけど、パソコンから離して使うときには1.5vの単三電池や9v電池では帯や襷で扱いにくい。コイン電池やボタン電池を3連にするためには都合のいいサイズのボックスがなかなかない。
そこで。
昨年、秋月電子通商八潮店さんで1つ10円で買ったLEDライトを電池ボックスとして使用します。
◆ 一つ10円で買ったLEDライト
3つも買ってたの。
今、ブログを読み返してみて10円だったことを思い出した。
安物買いの銭失い症候群ね。
でもほら、実際に役に立ったでしょ。
🎀読み返した記事🎀
◆ 宇宙魚?
なんだか宇宙空間を泳いでいる魚みたいな形。
三枚におろします。
◆ 分解💛
おろしたらLEDを外して、代わりに+とーの導線を接続します。
小さなタクトスイッチが表面実装されているので、スイッチを迂回して直結させます。スイッチを押したときにしかつながらないんじゃ不便だものね。ONOFFスイッチは後で別の場所に取り付けることにしましょう。
◆ こうなります。
宇宙魚を釣り上げた図。
電池は古くて使えなかったので、新しいLR41のボタン電池と交換します。
電池ボックスは外側の金属部がボディアースになっていて、胴体を電気が流れる仕組み。宇宙魚は電気うなぎの仲間かしら。
口許にはホットボンドで補強をしました。
◆ スイッチの取り付け
導線の途中にスイッチを割り込ませます。
接続後はレジンで固めます。レジンだとホットボンドよりもずっと強度があって、それに透明できらきらしてて見た目にもきれいでしょ。
→ ほら
◆ ピンピッチ変換コネクタ
電源から引き出した導線は、ブレッドボードや基板なんかで使えるように一般的な 2.54mmピッチのピンヘッダを取り付けておきます。
ブレッドボードでの試運転に重宝しそう。
今回実装した明るさ測定器の電源コネクタは2mmピッチの小型のもの。
そのまま押し込むこともできるけど、ピンヘッダとピンソケットをつなげれば簡単にピッチ変換コネクタを作れます。中心の黄色い部分はクリアセピアのレジン。レジンは本当に頑丈。
去年に秋月八潮店で買ったLEDライトが役に立つ電源ツールに変身して嬉しい。
これがジャンクハックの楽しいところね。