手作りArduboy🎮 その1.電子部品(パーツ)の準備と紹介🍎
Mira
Arduboyを自作しよう(∂。∂🎀/
その1【パーツ準備編】(ハードウェア面の準備)
みなさん。Arduboyって知っていますか?
← これ。なんですけど。
今回はこれを自作していきます。
<目次>
その1.【パーツ準備編】 (この記事)
その2.【PC内環境 準備編】
その3.【配線&動作確認編】
その4.【実装編】
その5.【"Arduventure" クリア動画】
その6.【ポート認識トラブル解決編】
その7.【"SIRÈNE" プレイ動画】
その8.【"CastleBoy" プレイ動画】
Arduboyはゲーム機です。とっても薄くて小さいの。なんとクレジットカードサイズ。
どんなゲームがあるのか、ここから少しだけ見られるのでのぞいてみてくださいね。
ここ → https://arduboy.com/
見ました? 本格的なアクションRPGなんかもあるでしょ?
でも小さなゲーム機ならSonyやNintendoからもいろいろ出てますよね。このArduboyのすごいところは......
1. 無料でゲームをインストールできる🍎
Arduboyにインストールできるゲームは世界中にたっくさんある。それをみんな自由にダウンロードしてきて遊べるの。
でも、どうしてそれほどメジャーじゃないゲーム機用のゲームが世界中にたっくさんあるかって? それはね......
2. 自分でゲームをプログラムして作れちゃう🍇
ArduboyはArduinoというオープンソースハードウェアをベースに作られたものなの。自由に使える無料のプログラム開発環境ね。
この開発環境(Arduino IDE)を使ってゲームを作ることができちゃう。そしてそれをネット上で世界中の人と共有できちゃう。だから世界中にたっくさんゲームがあって、誰かが作ったゲームで遊べちゃうというわけなの。それがこのArduboyの面白いところね。
そうはいっても私はプログラムに関してはまったくの素人。ブックオフで100円で買った本を一冊練習しただけ。だからゲームを作ることは難しくてできません。
そこでっ。私が作るのはゲームではなく、ゲーム機本体のほう。
(自称)ジャンクハッカーの腕の見せどころね。まかせといて(∂_∂🎀y
🍐準備する物🍐
まず作製環境として
・インターネット環境
・Arduino IDE (Arduino 開発環境) ←無料でダウンロードできます。方法は🌳こちら🌳
・はんだづけ環境
が、必要です。
【電子部品(パーツ)】
パーツは私が使ったものであって、同じものである必要はありません。
Arduino Pro Micro
Arduboyの互換機を作るには、Arduino Leonardというボードを使うのが簡単なんだけど、高いし大きいの。私はLeonardoのちっちゃい版、「Pro Micro」を使いました。「Pro Mini」や「Nano」といった、Microとそっくりなものもありますが、LeonardoとMicroのコンピュータ(マイコン)は「ATmega32u4」というもので、MiniやNanoのコンピュータは「ATmega328(みつは)」というものなので、別のものです。MiniやNanoでArduboyの互換機を作っている人もいますが、プログラムの書き換えが必要なのでちょっと難しい。今回作っていくやり方より、1つ上級のステップね。
ディスプレイ(SPI接続OLED 0.96インチ)
「SPI」という通信方法をとるOLED(有機ELディスプレイ)です。接続端子が少なくて済む 「I²C」という通信方法のOLEDもありますが、ArduboyはSPI通信を前提にプログラムされているようなのでSPI接続のものを使いました。技術の高い人の中にはI²CディスプレイとArduino Nanoの組み合わせで自作する人も多いみたい。
純正に従って、SSD1306というドライバを使っているディスプレイを使います。でも純正は1.3インチなんだけど、高価なので汎用的な0.96インチのものにしました。
※ 普通SPIディスプレイは7つの端子があると思うんだけど、私が買ったのは6つしか端子がなかったの。でもバグ対策にちょっと苦労はしたけれど、今は安定して動作しています。
基板(7cm x 5cm 片面 x 2枚)
パーツを実装する基板は1枚だけでいいんだけど、私は2枚の基板をねじでとめて筐体(box)にしました。
タクトスイッチ
押したときだけ通電するタイプ。カラフルだと楽しい。
ブザー
極性のない圧電ブザーを使いました。
スイッチ
電源用。
リチウムイオンバッテリー&バッテリー充電モジュール
リチウムイオンバッテリーは以前にジャンク品からとったものを使いました。リチウムバッテリーは危険物なので、必ず保護回路のついた充電用モジュール(組込み型充電器)などを使って安全に充電しましょう。
失敗するとこうなるかも→ 大変! パーツから火がぁぁ。& リチウムバッテリ部品取り
電解コンデンサ
ディスプレイの動作が安定しなかったので付けました。動作が安定していれば使わなくてもいいです。私は47μFと、100μFの2つを使いました。
LED
赤と青を付けたんだけど、あんまり眩しいから断線させちゃった。
ピンヘッダ
ピンヘッダとピンソケットを使って、電源用コネクタにしました。あと、ピンヘッダでバッテリーを固定してあります。
導線
下の写真のポリウレタン銅線を主に使ったので、ビニル導線はちょっとだけ。
ポリウレタン銅線
とっても便利なツール、ポリウレタン銅線。今回も活躍しました。
おすすめです。🍎紹介記事🍎
<お買い物コーナー>
【手作りArduboy 完成品】
完成したものがこちらです。
次回は Arduino Pro Micro を Arduboy としてプログラムを書き込むための準備をします。
<目次>
その1.【パーツ準備編】 (この記事)
その2.【PC内環境 準備編】
その3.【配線&動作確認編】
その4.【実装編】
その5.【"Arduventure" クリア動画】
その6.【ポート認識トラブル解決編】
その7.【"SIRÈNE" プレイ動画】
その8.【"CastleBoy" プレイ動画】