50円のジャンク品で「サウンドテスター」を作りましょう。
Mira
今日も”ジャンク品”いじり。
今回加工したのはこれ。
ちっちゃなステレオスピーカー。
その名も「MINI MINI Speaker」。
iPod用の商品らしくて、iPodや一部のiPhoneに挿せばそのままスピーカーとして使えるというもの。
大きさは6.5x4x1.5cm。スピーカーとしてはミニミニサイズね。
ジャンク品として50円。
このMINI MINI Speakerのいいところはなんといってもデザイン(∂.<🎀/
ビスケットの形とピンク色がかわいい。
上のほうがふたになっていて、外すと端子が現れる。
今回はこれを改造して、音を出すような電子工作をするときにブレッドボード上でテストするための「サウンドテスター」にしちゃいたいと思います!
と、はりきったんだけど……。
殻割(ケースをはずすの)が難しすぎました。
どうやったら開けられるのかわからなくて、保護者のカタリにやってもらったら「パキッ」ってなって……。
それできれいに開けるのは諦めてスピーカー部だけを使うことにしました。
中の造りはオペアンプを使った増幅回路が表と裏にL用とR用に組まれていて、端子から電源をとる仕組み。ポータブルアンプが内蔵されているようなものね。
今回はうまくこの部分を活かせなかった(カタリが力づくで取り外しちゃったの)ので、スピーカーから直接LとRとGNDの線を引き出します。LとRをセットにしたブザーと似たようなものね。
音を大きくすることはできなくなっちゃったけど、電源を必要としなくなったので手軽に扱える。
音が出ているかどうかを確認するだけなら、使い勝手が良さそう。
L(左スピーカー)、R(右スピーカー)、グラウンドの3線を引き出して、ピンヘッダを付けます。ヘッダ部はそのうちホットボンドかレジンで補強する予定です。
この3つの線をブレッドボードに挿せば、簡単な音のテストができるサウンドテスターになっちゃうというわけ。
(まあ、ブザーをつなぐのとおんなじだけどね。ブザーより音がいいし、見た目がかわいいでしょ?)
欠けている部分はカタリが割っちゃったあとまっすぐにカットしてくれた部分で、修復はできそうにないのでこのままです。
3本の線は中に収納して、ふたを閉めることもできるんですよ。
失敗だけど、
完成!
せっかく作ったんだし、いままで音のテストはスピーカーにワニ口をはさんで手間だったから、これからたくさん使っていこう。