ファミコンカセットの分解方法、教え〼 (∂. ∂🎀/
マイナスドライバー1本でできる。
ファミコンカセットの爪を折らずに殻割り(分解)する方法と手順を紹介します。
ミント缶やフリスクを筐体にした電子工作をする方、けっこういますよね。ちっちゃくてかわいいお菓子の容れ物に電子機器が入って機能してるのって素敵。憧れるけど、容器が金属だったりちっちゃすぎたりして難しそう。だからまだやったことはありません。それに私のてもとにはもっと心ときめく筐体素材があるから。
レトロおしゃれ(と、私は思っています)なファミコンソフト。
今までにもいくつかファミコンソフトのカートリッジを使って電子工作をしてきました。
・ポータブルヘッドフォンアンプ
・Bluetoothオーディオレシーバ
・モバイルバッテリーチャージャー
↓ その記事はここよ
miraluna.hatenablog.com
🍎ファミコンカセット分解手順🍎
1.ROM口の端から開ける
初めに開けるのは、ROMの端子の露出している側(ROM口と呼ぶことにしましょう)の端っこです。
ROM口を指でぐっと開くと、ちょっぴり隙間ができるので、そこにマイナスドライバを挿し入れます。そして上の画像のようにドライバの先っちょをカセットの裏の側へ向けてこじります。てこの原理ね。するとパキンと音をたてて1つ目の爪が外れます。それと同様に、反対側も外します。
2.カセット上部の穴から開ける
次に開けるのはカセット上部にある四角い穴から。
ドライバを挿し入れたら、先っちょを下に、グリップを上に、てこの力で開けます。外れたら同様に反対側も開けましょう。これで4本の爪が外れましたね。
🍐 殻割分解完了 🍐
ファミコンカセットの表と裏をとめている爪は4本なので、これでカセットを開くことができます。
※注意:) マイナスドライバでこじ開けるので、筐体には強い負荷がかかります。それにファミコンカセットの多くは何年も前に作られたもの。劣化したプラスチックは脆いですよね。この方法でやっても、爪が折れてしまうことや、中のROMを傷付けてしまうこともあります。大切なカセットはそっとしておいてあげましょ。
ドラゴンクエストⅣの中身
今回殻割をしたドラクエ4の中身です。
筐体がなくても、このROMをファミコン本体に挿せばゲームができます。セーブデータバックアップの電池交換はROM基板の左上にあるコイン電池を交換します。
さあ、これでファミコンカセットの筐体が手に入りました。
うきうきしながらこれを使ってあるものを作ろうとしたんだけど、何がどうなったのやら、作製途中でICから火が! てんやわんやの末、失敗に終わるのですが、それはまた別の記事で書きます。
「危ないことはだめ。」
以上、ファミコンカセット分解方法の紹介でした。
ミラ
↓ その「別の記事」がこれ🍎 てんやわんやです。
miraluna.hatenablog.com